ご祭神

伏木香取神社

(ふせぎかとりじんじゃ)

ご祭神 経津主命(ふつぬしのみこと)

経津主命は、伊弉諾命が妻の伊弉冉命の死因となった火の神 軻遇突智を十拳剣で斬ったとき、その剣の先より滴る血が磐石となり磐裂神・根裂神が生まれ、その子として磐筒男神・ 磐筒女神が生まれました。この両神の子が経津主命であると『日本書紀』に記されています。天照大神は、葦原中国は自分の子が治めるべきと考え、経津主命と武甕槌神を出雲国の大己貴神に遣わしました。二神は稲佐の小汀(おはま)に十拳剣を逆さに突き立て武威を示すと、大己貴神は天照大神に従い葦原中国を献じました。二神は大己貴神から「平国(くにむけ)の広矛(ひろほこ)」を受け取ると日本の国を平定し、国家統一の大功を立てられました。

神名の「フツ」は刀剣で物が断ち切られる様を表し、刀剣の威力を神格化した神とされ、時に臨んでは強烈な神威を発揮される神であることを知らしめています。

御本社は下総国一宮「香取神宮」で、家内安全、産業(農業・商工業)指導の神、海上守護、心願成就、縁結、安産の神として深く信仰されています。さらに、その武徳は平和・外交の祖神として、勝運、交通安全、災難除けの神としても有名です。

香取大神さまのご神徳は、遍く世の人々を照らし、人々の祈りの心は親から子へ時代を超えて連綿と引き継がれ、のちの世までも変わることなく伝えられることでしょう。


相殿 ご祭神 誉田別命(ほむだわけのみこと)

誉田別命とは第十五代応神天皇で、仲哀天皇の后 神功皇后を母に、三韓征伐の帰途に筑後の宇美で生まれたとされています。この時、神功皇后は遠征と出産が重ならないように、月延石や鎮懐石と呼ばれる石をお腹に当てて出産を遅らせました。 

神名は、生まれた時に腕の肉が弓具の鞆(ほむた)ように盛り上がっていたことに由来すると言われています。また、母の胎内にあときから皇位につく宿命にあったので、「胎中天皇」とも称されていました。

奈良時代から平安時代にかけて応神天皇は八幡神と習合し、源氏の氏神と崇められて「弓矢八幡」とも称され、次第に武神と仰がれ全国に八幡信仰が広がりました。

勝運 文化興隆 子育 安産の神として有名です。 

境内に祀られている神々

白山神社

ご祭神 菊理媛神
(くくりひめのかみ)

祭 日  9月9日

白山様は願うことを正しくよりよい方法でお導きくださり、乱れた糸をくくり整えるように融和され中を取り持ち和す神といわれ、縁結び・夫婦円満・家内安全のご利益があるとされ、ケンカの仲裁をする神様であることが日本書記に記されています。

また、農業の神、海上の神、そして国家、 郷土の守り神として広く人々より尊崇されております。

八坂神社

ご祭神 建速須佐之男命

(たけはやすさのおのみこと)

祭 日 天王祭 7月中旬の土曜日

天王とは、牛頭天王のことで須佐之男命と習合し、祇園社に祀られることから、その祭りを「天王祭」「祇園祭」などと申し上げます。

現在は7月中旬の土曜日に神輿の出社祭、一週間後の土曜日に納社祭が行われ、その間「辻止め」「灯籠祭」があり、出社と納社の日は、露店も立ち多くの参拝者で賑わいます。


浅間神社

ご祭神 木花之佐久夜毘売命(このはなさくやひめのみこと)

祭 日 初山祭 7月1日
8時30分~17時30分

初山は、富士山の山開きの日に行われ、子供が生まれて最初の初山の日に子供の健やかな成長を祈り親子で参拝し、赤ちゃんの額に神様の「神璽」をいただきます。

当神社の浅間神社は、元は境町伏木小字新井新田の浅間山に祀られておりましたが、明治の一村一社政策により伏木の総鎮守である伏木香取神社の境内に移されました。


伏木香取神社社務所  ☎0280-86-5026
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